| その1 製材方法 | 木材は原木から製品にするとき、それらの用途にあった適切な製材をする必要があります。 特に表面材として利用するウッドデッキ材は人が歩行するので、反り曲がって端が持ち上がったりすると危険です。 そのため、私たちは設置工事をした後で反り曲がりを最小限に抑えるため柾目挽きという方法で原木を製材します。 木材は芯に引かれるように反り曲がりますので板材の巾面が芯と接する位置関係にあると容易に変形する。(板目挽き材) 一方、板材の厚み面が芯と接する位置関係にあると変形しにくく反り曲がりが押さえられる。(柾目挽き材) 左の図で上側の板材が典型的な柾目挽き材で、下側の板材が板目挽き材になります。 実際の作業は原木を4分の1に帯鋸製材機で割って製材して行きます。 |
|
|---|---|---|
| 柾目挽きはカットする位置を数回入れ替えるためとても手間がかかる。 また、端の小さな製品は寸法が小さく板材にはなりません。 小さな角材を差し引くと板材の生産量が減少する |
||
![]() |
一方、板目挽きは端から単純にカットして行くので手間がかからず短時間で作業が済む。 また、最後まで巾の広い板材が取れるので無駄が出にくい 製法になっている。 しかし右端から4枚目までは反り曲がり等、変形する。 |
|
製材方法のまとめ
柾目挽き製材方法
- 出来上がった製品の品質は非常に良く、ウッドデッキとして安心して利用できる。
- 生産に多くの手間がかかりコスト上昇の要因となる。
- 生産量は板目挽き製材法より少ない。
板目挽き製材方法
- 生産手間が少なく短時間で作業をすることが可能。
- 端部材も製品となるので生産量は柾目挽き製材法より多い。
- 容易に変形する板目材が30〜40%出来てしまう。
私共の供給させて頂くウッドデッキ材、フェンス材、フローリング材はすべて 柾目挽き製材をして生産された物だけに限っています。
つまり、長期間安定した状態でご利用頂けます。
| その2 生産管理方法 | ||
|---|---|---|
![]() |
私たちの協力工場はインドネシア国内、カリマンタン島、中部ジャワ島の2カ所にあります。
|
|
製材品の乾燥
- 製材された板材が良く乾燥するように桟積みされた隙間は適正か否か確認する。
- 人工乾燥室に入れる前の作業として風通しの良い日陰で表面の水分を充分に発散させる。
- 樹種、寸法により様々なタイムスケージュールに沿って乾燥作業をする。
- 加工
- 乾燥室から出された板材は内部温度が下がり膨張した状態が収まるまで充分に冷却し安定した寸法で加工が出来るまで時間をおきます。(おおよそ5日〜7日間)
- 4面いっぺんに加工が出来るモールダーマシンに材料を送り鉋がけした製品にします。 加工に用いる刃物の形状、位置などを細かく点検、調整し指定どおりの寸法に仕上げ。
- 検品
- 仕上がった製品に寸法の誤差、ひび割れ、形状相違、鉋が掛かり切らない等の欠点がないか検査をする。
- 製品によっては色合い、虫穴の有無などを検査項目に入れることもあります。
- 梱包、船積み
- 乾燥材は運搬作業中に雨が降ったりしても問題のないようにビニールシートでカバーし荷崩れなどの事故が起きないようしっかりとした梱包に仕上げる。
- 海上コンテナーに梱包を積み込む際にキズを付けたりしないように慎重な作業をする様に生産工場側と協力して作業を行います。
生産管理方法のまとめ
- 始めから終わりまで現場に居るからこそ出来ること
- 生産者側の利点として、出来上がった製品を良い物悪い物と検査する方法では、不良品発生率が非常に高く生産工場は高いリスクを負わなければなりません。しかし、常に買い手側の要求する品質が明確に生産現場へ伝えられ、誤った方法で生産されることを未然に防げるため生産ロスを少なくできます。
- 買い手側の利点としては、生産者に貢献する事で高度な品質要求でも容易に受け入れられ尚かつ信用を得て継続的に商取引が出来る。
また、生産現場の状況を的確に把握出来るため納期が明確化できお客様にきめの細かい情報提供が出来ます。
安定した製品だから他社製品に比較して少し値段が高くなってしまいます。
以上の行程を経て初めて安定した製品が出来上がるのですが、残念ながらウッドデッキ材の価格は高くなってしまいます。
反対に、手間暇を省き品質を考慮しなければ安いウッドデッキ材が生産できます。
但しそのような製品では施工後に補修工事や材料入れ替えなどの思わぬ費用負担を招くことがあります。
デッキ材などをお選びになる際には価格だけでなく、製材方法、人工乾燥されているか等に留意してご検討下さい。
私たちの製品に対する取り組み方をご理解頂ければ幸いです。
安心してご利用頂ける製品としてお勧め出来ます。







